
イタリア到着後の一発目のブログが悲しい話です。少なくとも僕には・・・
事件から1週間。今まで書くのをためらっていたのですが、今後イタリアに来る人たちに少しでも役に立てばと思い、弱気な心にむち打って書きたいと思います・・・。ドキュメンタリーです。
それは9月19日水曜日、僕がイタリア、フィレンツェ空港について翌日のことです。
計20時間にもおよぶ長旅から一夜明けて、フィレンツェで心地よい朝を迎えた僕は、平日ながらものんびりと9時に起床。ちょっと遅めの朝食(ブリオシュとカプチーノ)をじつに2ヶ月ぶりのイタリアのバールで済ませました。やっぱりイタリアのカフェはおいしいネ!天気もいいし今日はのんびり過ごそうと、彼女の家に戻り、新しく買ったデジカメと手帳を入れた肩掛けバックを持って、久しぶりのフィレンツェ散策に出かけたのです。
彼女と一緒にウィンドウショッピングや本屋などを覗きながら、のんびりと散歩。久しぶりのイタリアなんでなんだか「外国にいる」観光客の1人に戻った気分がしました。ちょうどその時、友達のフランチェスコから「お昼をどこかで一緒にしないか?」という携帯メッセージを受け取り、3人で新しく発見したという中華レストランに行ったのでした。
名前は忘れてしまいましたが(あまり思い出したくない・・・?)、フィレンツェ中心街にあるそのレストランは、明るい店内にモダンな装飾。有名な北京飯店とはちょっと違い、メニューも現代風にアレンジされていて、料金も少々お高めです。ほぼ満員の店内に入り、僕たちは入り口に一番近いテーブルに通されました。僕はショルダーバックを椅子の背もたれに掛け、楽しくて美味しい食事を開始したのです。・・・実は僕は席に着いたとき荷物を背もたれに掛けるのになぜか躊躇しました。それはおそらく久しぶりのイタリアで緊張感があったのかもしれず、その30分後に起きる事件を察知したのかも知れません・・・。
ただ3ヶ月日本で過ごし、十分に平和ボケし、イタリア人の友達たちと一緒という安心感から、そのわずかな直感を逃してしまうのでした・・・。
食事が終わってカフェを頼む段階で、僕は背中がスースーするのを感じたのです。あれっと振り返ると、ない!僕のカバンがない!
気のチッサイ僕はすぐに顔面蒼白になり、「ノンチェ、ラ・ミア・ボルサ!(僕のカバンがないよ!)」と叫びます。

でも友達たちは
「ツヨシ、落ち着けよ。床に落ちてんだろ」
とかのんきな返事。
・・・でもないんです。どこにもないんです。僕はとっさに盗まれたと感じたのでした。
騒ぎに気づいた店員さんたちに聞いてみると「さっきタイ人か、モロッコ人らしき3人組が来て、ちょっと話して行き、素早く立ち去った。怪しい感じだったよ。」とのこと。タイ人とモロッコ人って混同しないだろう・・・って心の中でつっこみながらも、がっくりと肩を落とす僕。自分の不注意さに悔しさいっぱいです。
「冷静になろう!」と心を静める友達たちと席に戻り、食後のカフェを飲み始めました(←これなんかおかしな行動に入っています)。カバンの中に入っていたのは、デジカメと手帳。デジカメは日本で買ったばかりで金銭的にはイタイのですが、僕には手帳をなくした方がショックでした。仕事のスケジュールやら、知り合いの連絡先などが全て書いてあります。で、しかもイタリアの銀行のネットバンキングの暗証番号まで。。。
まずは銀行に連絡しなくてはと、フリーダイヤルに連絡。盗難にあったことを伝え、停止手続きをしました。(しかし実際は、そのオペレーターの手違いでネットバンキングはログイン可能の状態が続き、数分後に何者かが僕の口座にログインしていたのを発見したのでした。冷や汗;;;)
その後「手帳は見つかるかも知れないヨ」という友達の助言もあり、最寄りの警察署へと行ったのでした。この間も僕は顔に血の気がなく、目はうつろ、ショックからまだ立ち直れずにトボトボと歩きます。
しかし、事件はここで急展開。盗難届けを出しに行った警察署で、不法滞在の嫌疑をかけられ約1時間拘束されることになるのです。。。
つづきは次号「警察で僕が尋問?」にて。

あ、そういえば、今日(10月2日、かってに豆腐の日だと信じています)は僕の誕生日でした。誕生日に書く記事ではないですねぇ〜。オルヴィエートに留学している日本人の方がお祝いをしてくれるそうです。35歳になってちょっと恥ずかしいですが、嬉しいです。
窃盗被害については後日談があります。面白いよ。
(1) イタリアで窃盗に遭う・レストランにて
(2) 警察で僕が尋問?
(3) ありえない、デジカメまたまた盗難に遭う
(4) こんなことってアリ?3回目の事件発生か







