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ツヨシのイタリア生活日記

イタリア生活、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しく伝えます。

2007年11月18日

公開!僕のお気に入りボルセーナ湖畔レストラン

ボルセーナ湖で海水浴ここが今回紹介するボルセーナ湖。イタリアで最も澄んだ水をたたえる湖と言われています。この写真は3年前に海水浴に行った時の僕の友達です。ホントに。
僕は食べること、飲むことが大好きです。
でも高い料理を食べに行くことは少ないです。安くて旨いそれが一番だと思うのです。
オルヴィエート在住4年、ウンブリア州のみならず、フィレンツェ、ローマ、ナポリと色々なレストランに行ったけれどもここほど魅力的なレストランはないであろうと思います。今のところ僕の隠れ家的存在。人には教えたくない。でも今日はそこを余すことなく紹介します。


僕の隠れ家的なレストランを大々的に紹介するというと、いかにも「太っ腹」的ですが、決してそんなことはないです。なぜならそこは僕の案内なし、車なしではたどり着けないような辺境の地。10回、20回と通う僕ですら毎度のように迷いながら到着するのです。しかもせっかく到着しても臨時休業していることが多く、それだから余計魅力的に映るレストラン。。。レストランと呼ぶには語弊があるかもしれません。そこはオーナーの道楽のような、お客さんなんて滅多に来ない、どうやって生計を立てているか不思議に思うほど魅力的な食い物屋です。
先日、友達と一緒に行き、ようやく写真を撮って来たのでここで公開します。今回は写真がメイン、かなりインパクトがあります!驚きの連続です。


まずは料理を見ていただきたいです。これは3人でランチに行った時のオーダーです。


ボルセナのレストラン


あさりのスパゲッティ(Spaghetti alle vongole)。他の2名が小食ということで2人前を頼みました。でもこの山盛りです。3人前を頼んでいたらどうなったんだろう?と胸を撫で下ろすボリューム。普通のレストランの3人分は軽くあります。僕はオーダーする時に1皿に盛って来てと頼みます。この方が迫力があって美味しそうだから。美味しそうでしょ?これで12ユーロ。


ボルセーナ湖のレストラン3


セコンド(メイン)には、魚介の揚げ物(Fritto di mare)です。小エビは頭から食べられ、イカは驚くほど柔らかいです。レモンも丸ごと1個ついています。これも2人前頼んで、値段は20ユーロ。うまいっす。


ボルセーナ湖のレストラン4


やっぱり魚介に合うのは地元白ワイン。僕はレストランでは通常ハウスワイン(vino della casa)を頼みます。大都市や観光客向けレストランでない場所では、ハウスワインのコストパフォーマンスはとても高く満足できます。ここのハウスワインは近くの農家から買い付けている地元ワイン。今回のはフルーツの甘みが強く、アルコール度も高めで、少し発泡していました。旨いです!この綺麗な琥珀色はまるで貴腐ワインのようですが、これで1本4ユーロです。


上記写真の他、水と食後のカフェを頼んで3人で43ユーロです。かなり魅力的な値段です。


さて料理の説明も終わったので、ようやくお店の紹介をしていきます。
まずはレストランの入り口の写真です。


ボルセナ湖のレストラン5


入り口からしてすでにただ者ではない雰囲気を醸し出しています。看板みたいなのがありますが、そこには「猛犬注意!店主に注意!家族全員に注意!」と書かれています。その横にはなぜか風車。エレガントさのかけらもないですが、オーナーの人の良さが見て取れます。そうですこのレストランはオーナーがとっても良い人なんです。


僕はこのレストランにはメニューがないと思っていましたが、唯一店の外に貼ってありました。でもメニューはその日の食材で変わることが多いので読む意味はあまりないです。


さっそく店内に入ってみましょう。


ボルセーナ湖のレストラン6


もう寒くなって来たので、暖炉に火がはいっています。
左奥では近くに住む友達と思われるおじさんがトランプゲームをしています。僕が来るたびに必ず近所のおやじたちがたむろしていて、酒を片手にトランプをしています。

天井から下がっているのは、店を華やかにするためのデコレーションです。効果があるのかは不明です。


面白いので、もうちょっと近づいて見てみましょう。

ボルセーナ湖のレストラン7


奥の壁を見るとキューバの革命家「チェ・ゲバラ」のポスターがいくつも飾ってあります。近年イタリアではチェ・ゲバラの人気が再熱してきていますが、ここのオーナーは真のコムニスタでしょう。その彼が大きな手で美味しい料理を作ってくれます。


チェゲバラの写真の下では白髪の紳士がこちらを睨んでいます。遠くからでもわかる眼力、すごい迫力です。アップにしてみましょう。


ボルセーナ湖のレストラン8


この写真が警察署の前に貼ってあってもなんの違和感もないでしょう。
目の前にはワインボトルが置かれ、札束を無造作に足下にある麻袋に投げ込んでいます・・・ということはありません。

この直後、その紳士は僕の方に近づいて来て、お店の壁に貼ってある写真を一つ一つ説明してくれました。とても親切な方でした。


説明してくれたのは、この夏に開かれたという彼らの友達の誕生日パーティーの写真だそうです。それがこれ。


ボルセーナ湖のレストラン9
こんな陽気な写真や


ボルセーナ湖のレストラン10
笑顔の可愛いシニョーラや


ボルセーナ湖のレストラン11
オレンジの刺さったバイキングや


ボルセーナ湖のレストラン12
旨そうな豚の丸焼きまで、
壁一面に楽しいフェスタの写真がはってあります。



さてこの僕の「隠れ家レストラン」の魅力は伝わったのでしょうか?書きながら疑問に思い始めました。


ちなみに僕たちの後ろのテーブルには、白と黄色の菊が生けられていました。日本ならNGです。


ボルセーナ湖のレストラン14



暖かい日は、店外にある湖畔のテーブルで波の音を聞きながら食事ができます。メニューは他にも「魚介の手打ちタリアテッレ」、「ムール貝」、「肉料理」、「サラダ」などがあり、どれも美味です。


最後に僕とオーナーの記念写真を楽しんでください。
今後もこのお店には通うことになるでしょう。ハイ。

ボルセーナ湖のレストラン13

チェとチップスを挟んだ記念撮影。それにしてもオーナーの手、でかいっす。


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posted by Tsuyoshi at 02:05 | Comment(8) | TrackBack(0) | イタリアの食について
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