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ツヨシのイタリア生活日記

イタリア生活、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しく伝えます。

2007年12月04日

こんなことってアリ?3回目のデジカメ事件発生か?

夕暮れのオルヴィエート
冬の夕暮れ、雨上がりのオルヴィエート。
こんな年に数回しか見られないような美しい景色を撮っている時は特に会えないカメラへの想いがつのります。阿久悠の世界です。



実は時間がなくてブログには書いてなかったのですが、僕は2週間ほど前にまたまたデジカメをインターネットで購入し、イタリアに来る知り合いの方に、持って来てもらうお願いをしていたのです。その方の到着は昨日(12月2日)でした。
「3度目の正直」とか、「2度あることは3度ある」と言いますが、今回はどうだったのでしょう?
このデジカメの悲劇を読んでいない方、もしくはまた読み返して苦笑いしたい方は、1回目の「イタリアで窃盗に遭う・・・レストランにて」と2回目の「ありえない!デジカメまたまた盗難に遭う!」をお読みください。


今回の事件もまた一本の電話から始まったのでした。はたして、僕の3台目のデジカメの行方は???



2回目のカメラの盗難記事をブログに書いてからというもの、本当にたくさんの方から「カメラ持って行ってあげるよ」というコメントやメールをいただき、とても勇気づけられました。この場をかりて改めてお礼申し上げます。「どうもありがとうございます」。

こうやって、皆さんが優しくしてくれるのも、ひとえに僕の人柄だと思っています。(←これってもちろん冗談ですよ。僕のブログはこんな調子ですので、軽く読み飛ばしていただければと思います)


その後も僕はどうしてもデジカメ購入が諦められなく、色々なレビューサイトなどを見ては、これいいなぁ〜、こっちの方が実用的だなぁ〜と1人楽しく、でもちょっと寂しげに選んでいたのでした。
カメラの大きさがあまりピンと来ないから、紙を駆使して立体模型まで作ったほどです。「あ、この大きさならズボンのポケットにはいるな〜」とか・・・。(←これ事実なんで笑わないでください)


先月フィレンツェに行った時も、最終的に絞った2機種の実物を触るため、カメラ店を探し回ったほどです。1機種は前回買ってオルヴィエートに届く前に盗まれたカメラ、もう一つは前から気になっていたちょっと高めのカメラ。「物を買うときってやっぱり選んでいる時が一番楽しいよね〜」なんて、自分を慰めながらカメラ屋さんのショーウィンドウを眺めていました。


実機も触って納得した僕は、12月2日にイタリアに来られる知り合いの方へメールをして再度お願いをし、ついにカメラをネットで購入しました。3度目です。これが11月末のこと。そして昨日その「マドンナのように慈悲深い方」がイタリアに到着し、僕に電話をくれたのです。驚愕の内容を伝えるために・・・



それは夜10時のことです。普段鳴ることのない時間に僕の携帯がブルブルと震え、ディスプレイには「ヨシコさん」の文字が点滅しています。(※ヨシコさんは仮名です)

ヨシコさん:「ヨシコですけど。ツヨシくん?」
ツヨシ:「あ〜、ヨシコさん。こんばんわ。無事に着いたんですか!!!」
ヨシコさん:「はい、無事に着きました。でも一つお伝えしなければならないことがあるんです。」
ツヨシ:「え・・・?な、なんでしょう・・・?」


なんだか、デジャブのようでした。僕はよく小さい頃からデジャブを見るので、不思議と動揺はしませんでした。・・・でもこれはデジャブではありません。その恐怖から僕はちょっと現実逃避を図ります。


カラヴァッジョ
みんなで一緒に現実逃避しよう!!!楽しいよ!
カラヴァッジョの名画「リュートを弾く若者」はまさに僕です。
リュートは弾けませんが、このうつろな目と半開きの口、もち肌のところはまさにこの時の僕です。




ヨシコさん:「大変申し訳ないんですが、空港でスーツケースが紛失扱いになったんです」
ツヨシ:「えっ?」
ヨシコさん:「トランジットの手違いとかで、他の乗客の方のも一緒に行方不明になったのです」
ツヨシ:「・・・」
ヨシコさん:「でも大丈夫、今、ヘルシンキにあるらしく、明日届くと言っていました」
ツヨシ:「あ〜、よかったです。ヨシコさんも災難でしたね」
ヨシコさん:「カメラ本体と充電器だけは手荷物にしたので、ここに無事あります。スーツケースが無事届いたらまた電話しますね。」


呪われています。呪われています。僕のカメラは呪われています。



日野日出志の漫画
日野日出志さんの漫画って怖いですよ。
僕は小学生くらいの時に少し読んだ記憶があるけど、大人になった今は怖くて読めないと思います。




実は、彼女が日本を出発する前に、僕にメールをくれて、ローマの税関で新品のデジカメが引っかかるとすごく高い関税を要求されるから、本体は手荷物で、箱などはスーツケースで持って行くというMVP級の判断をしてくれたのです。(←なんだ?MVP級って???)
とにかくヨシコさんの好判断により命を救われたのです。エライ!


そして順調にいけば数日中にカメラとご対面となります。ぜひスーツケース出て来てください!ヨシコさんのためにも、僕のためにも・・・説明書がないとほとんど使い方わからないと思います。えーっと、カメラの神様、お願いします。


サンタさん
サンタさんもビックリです
今回、ほんとにビックリしました。ビックリしすぎて笑ってしまいました。こういう事ってあるんですねぇ〜。僕はなにかに憑かれているのか?先週、滞在許可証の更新手続きをしたので、なんだか色々なことがちょっとずつ心配になってきます。
でも、これからクリスマス。楽しみだぜぇ〜!←もちろんこれは「から元気です」。ハイ。


窃盗被害については後日談があります。面白いよ。
(1) イタリアで窃盗に遭う・レストランにて
(2) 警察で僕が尋問?
(3) ありえない、デジカメまたまた盗難に遭う
(4) こんなことってアリ?3回目の事件発生か


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posted by Tsuyoshi at 02:22 | Comment(8) | TrackBack(0) | イタリア生活日記

2007年12月03日

イタリアの学校、携帯で写真やビデオを撮ると最高500万円の罰金

イタリアの学校で携帯電話


昨日イタリアのテレビニュースを見ていてビックリしたので、慌ててブログを書いています。内容は学校内での携帯の使用禁止なのですが、その罰金の額にちょっとびっくりしたのでした。


イタリアの教育省がプライバシー保護の目的で、学校内で生徒が携帯を使って写真を撮ったり、ビデオを録画した場合、3,000ユーロから30,000ユーロ(約50万円〜500万円)の罰金を科すことに決めたそうです。この法案は、生徒に学校での生活態度を良く考えてもらいたいという意図があります。
また学校の責任者や教師にも罰則があり、権利のない個人情報をインターネットや写メールなどで公開された場合は、3,000ユーロから18,000ユーロ(約50万円〜300万円)、重大なケースでは5,000ユーロから30,000ユーロ(約82万円〜500万円)の罰金が課せられ、プライバシー保護法に則った処罰も課せられる可能性があるとのことです。


生徒に対する罰金としてはかなり高額ですが、それほど切羽詰まった問題であり、強く規則を守らせるという意思が見られます。また生徒の家庭や教師、学校にとってもこの問題を良く考えるいい機会になるでしょう。



イタリア国内で、「学校での携帯電話使用」はかなり前から論議を呼んでいます。

最初は日本と同様に、授業中での携帯電話使用が問題となり、メールを書いたり着信音が授業の妨げになっていました。イタリアは世界で最も携帯電話の普及率が高い国の一つで、実に95%といわれています。ほとんどの高校生が1台は保有していると聞きます。そのためすぐに授業中での使用が禁止となりました。当然ですね。


その後、ビデオ録画機能付き携帯電話の普及と、YouTubeの登場により、学校内で録画したビデオをインターネット上に投稿する生徒が増えてきました。それが最初にニュースとして大々的に取り上げられたのは「イジメの様子を録画したビデオ」です。
1年ほど前、YouTubeに学校内でいじめに合っている様子を録画した携帯ビデオが投稿され、いじめが大きな社会問題となりました。もちろん日本に比べるとまだ少ないのですが(残念ながら日本が多過ぎるのですが・・・)、学校内のイジメ撲滅運動がイタリア全土で展開されました。


その後も、いくつか「イジメの様子のビデオ」が見つかり問題となったのですが、その中に、生徒による悪ふざけで、ねつ造ビデオがあることがわかりました。この同じ頃、授業中に机の上で踊りだす生徒の様子や、教師が授業をボイコットする様子、学校のパソコンを破壊する生徒の様子など、学校のモラル、生徒の品性を問われるようなビデオが次々に投稿され、今回の法令制定とつながったようです。

その間、イタリアの学校も自主的に様々な対策を施したのですが、イタリアでも「モンスター・ペアレンツ」が増えていて、生徒を指導して行く上で法律的効力のある指針が必要となったようです。


今回の法令について、もちろんイタリア国内で大きな議論が生まれました。行き過ぎではないか?学校内でうまく解決できないのか?と。
しかし最終的には、近年の「生徒の態度の悪さ」と「保護者の攻撃性」が深刻であり、肯定派が多数を占めたようです。


オルヴィエート ツヨシ


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posted by Tsuyoshi at 00:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアの習慣・時事
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