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ツヨシのイタリア生活日記

イタリア生活、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しく伝えます。

2008年01月28日

ウンブリア食べ歩きツアー

10日前から日本の友達が遊びに来ています。彼女は横浜でイタリア料理の先生(料理教室はこちら)をしていて、つい1年半前に知り合ったのですが、今やなんでも話せる親友です。そんな訳で今回イタリア20日間の滞在中、なるべくレストランに付き合い、美味しいものを食べ歩き、イタリアの魅力をもっと掘り下げて感じてみよう!と思っています。13時間かけて来てくれたからには、仕事をほったらかしてまで、お金の続く限りお付き合いしたいと思っているのです。今回はこの一週間で僕の食べたもの、見たものを紹介していきます。皆さんにはイタリアの魅力が少しでも伝わればと思っています。


最初に行ったのはトーディ(TODI)。オルヴィエートから車で40分ほどの丘の上にある中世の町です。トーディは美しいのだけれども車がないと不便な町。僕たちは町を3時間くらい観光して、チーズ工場の見学をしました。

トディのドゥオーモ

イタリアでも有数の美しさを誇るトーディのポポロ広場、そしてドゥオーモ。四角いファザードが特徴的で美しいです。中も優雅で一見の価値ありですよ。

トディのチーズ工場見学

僕がオーガナイズしたチーズ工場でのチーズ勉強会と試食会。僕たち二人にチーズの製造者が説明してくれます。
合計10種類のチーズと作り立てのヨーグルト、白と赤ワインをいただきました。タマネギのジャムや、カカオ風味のバルサミコソースなど、アレンジがとても興味深く美味しかったです。1日にこれだけチーズを食べたのは初めてで、当分チーズは食べたくないと思うほどでしたが、翌日にはしっかりと地元の羊のフレッシュチーズを楽しみました。


翌日は空いた時間を利用して、ボルセーナ観光。


ボルセーナ観光

オルヴィエートは霧に埋もれていたのですが、ボルセーナに入ったとたん快晴!湖でのんびりとすごし前日のワインを消化していました。この時点で僕の家には無数のワインの空き瓶が転がっています・・・


午後は僕のコーディネイトした「ドルチェレッスン」。イタリアのテレビ番組で活躍しているパティシエがドルチェコースを開いてくれました。さすがに解説、説明が完璧で、かなり突っ込んだ質問もしたのですが、スラスラと答えていきます。7種類作ったドルチェもすべてがイタリアで食べた中で一番美味しかったです。


ドルチェのレッスン

写真はシンプルな「アーモンドのタルト」。一見ごくごく普通のケーキですが味は抜群でした・・・。
あまりにレッスンが楽しかったので、来週中にイタリア料理レッスンも開催する予定となっています。イタリア料理の講師となるシェフも人気テレビ番組で活躍中の有名人。なかなか予定を組むのが難しいですが、有名パスタメーカーの講師を務めるなどレッスンは本格的なので僕も楽しみにしています。


和食の夕食

その日の夜は料理の先生が、僕のために和食を作ってくれました。僕の家にはあまり食材がないのですが、それでもテキパキとおかずが出来上がってきます。さすがにプロは違いますねぇ〜。どの料理も美味しくて僕は一人で大感動、大興奮でした。イタリアに日本料理店を出すよう勧めたのですが笑って流されました・・・残念。


翌日は朝5時から昼まで仕事で、午後からヴィテルボに行きました。ヴィテルボに行く前にまずは腹ごしらえに、僕が最もパスタの旨い店と思っている「Del Conte」に連れて行きます。ぜひプロの方に僕が選ぶナンバーワンのパスタを食べてもらいたかったのです。

うさぎのオリーブオイル煮

思った通り彼女も気に入り、大興奮の様子。二人して旨いものを食べるとテンションがハイになります。今回はパスタの他に、ウサギのオリーブオイル煮を頼んでみました。ベラウマ、もといギザウマです。あ、もちろんワインは欠かせません。


夜のヴィテルボではのんびりと散策。夜のイタリアの町って本当に美しいですよね。空気が澄んでいて、ライトアップの淡い光がまるで童話に出てきそうな世界を作り上げます。

ヴィテルボのドゥオモ

これはヴィテルボのドォーモ。シンプルですが内部はとてもゴージャスです。この横には有名な「コンクラーベの間」があります。ローマ教皇を選出する選挙コンクラーベはここで生まれたと思うととても不思議な感じがします。


ここでオルヴィエート滞在は終わり、フィレンツェに入ります。
フィレンツェでは僕の一番好きなレストラン「イル・ベジェタリアーノ(詳しくはこちら)」に連れて行きました。ここはすごく美味しいんだけど、店の場所が分かりにくくって、注文の仕方もなかなか難しいです。でも今回は僕がいるので大丈夫。おいしい料理をガッツリといただきました。


イル・ベジェタリアーノ

ここの料理はみな一皿料理。もちろんすべて野菜料理です。野菜だけなのにこのコク、この旨さが不思議なんですよねぇ〜。開店後30分もすると店は満席となってお店の外に列が並びます。あとここのドルチェは感動の旨さですよ。赤ワインとドルチェとカフェも頼んで一人17ユーロでした。


こんな感じでまだまだグルメ観光は続くと思います・・・・。
昨日はリボッリータ(野菜パンがゆ)の美味しい店に行きました。お店には大きく「Ribollita DOC」と書いてあります。DOCとは「最高の味と品質」をいう意味です。
あとフィレンツェでは、「Trattoria Cibreo」、「Quattro Leoni」、「Il Magazzino 」に連れて行きたいと計画しています。

ただどの店も最低一人25ユーロするでしょう。チブレイーノはおそらく40ユーロくらいかかります。。。さすがに僕の財布が悲鳴をあげそうです・・・。 ハイ。


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posted by Tsuyoshi at 17:35 | Comment(8) | TrackBack(0) | イタリアの食について

2008年01月15日

ナポリにゴミが集まる10の理由。

ナポリのゴミ問題


先日から日本でもナポリのゴミ問題が大々的に報道されているようです。
ここイタリアではもちろん連日ニュースで流れていますが、新たな進展はまだまだ先のよう・・・イタリア国民を含め僕も危機感を募らせています。


イタリア国営テレビでもナポリの状況を頻繁に放映しているが、それは、それは無惨な映像です。
町にはゴミがあふれ、歩道がゴミで埋まっている場所もあります。
子供も老人も車いすの人も、歩くために車道に出なければならない・・・。
いくつかの地区では小学校も休校となりました。
もう都市が機能していないといっても過言ではない状況です。。。
何十台ものゴミ収集車が、ゴミを満杯にした状態で道に放置されています。その収集車が乗り捨てられた道の先には、ゴミの山と化したゴミ処分場。。。

なぜナポリの町にゴミが溢れるのか?これには色々な要因があるようです。

一番の原因はゴミ処分場が一杯になったから・・・
何年も前から建設が予定されている焼却施設がまだ建設されないから・・・
産廃業者がカモッラ(ナポリのマフィア)で、処分と称して他の町からゴミを持ち込むから・・・
ゴミが分別されてなく、他の都市も受け入れを拒否しているから・・・

ナポリはゴミの山
収集車が来ないゴミ捨て場はまさに山となり、人も車も通れなくなっています



この問題は毎年のように起こっています。夏場は特にひどいらしく悪臭に絶えかねた住人がゴミに火をつける、そして状況が悪化する・・・。
今も、山となったゴミに怒りをあらわにする住人が、ゴミに火をつけ抗議している。軍隊と市民との衝突もあり暴動がおきている地区もあります。
今、ナポリに行くのは避けた方が懸命でしょう。もとから治安がいいとは言えないナポリが、さらに空気汚染で人体への悪影響も懸念されます。


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posted by Tsuyoshi at 22:54 | Comment(6) | TrackBack(0) | イタリア生活日記

2008年01月13日

イタリア・ブランド商品の裏事情

プラートのドゥオーモ
フィレンツェの郊外にある美しい古都プラート(Prato)のドゥオーモ。近年人口が爆発的に増えているらしく、中部イタリアではローマ、フィレンツェに次ぐ3番目に人口の多い都市だそうです。



僕は昔からブランドにはあまり興味がありません。特に洋服やバッグ、靴などはそうで、実用性が一番と思っています。同じ値段ならより質の良いものを買いたいと思っているし、質が良くデザインの良い古着があれば喜んで飛びつきます。前にフィレンツェでスェードの上等の古着ジャケットを50ユーロで購入して、今も僕の最も気に入っている一着です。
大学時代はオシャレに目覚め、高級バッグを買ったことやプレゼントしたこともあるけど、それ以来は基本的に「反ブランド」です。


先日イタリアで興味深い番組を見たので紹介したいと思います。


フィレンツェの近くのプラートという古い美しい町にイタリア最大級の中国人街がある。プラートは生地製造業が昔から盛んで、今はそこにはいくつもの生地加工工場があり、イタリアのブランド商品を作っている。
フェンディ、プラダ、ドルチェ&ガッバーナ・・・などなど
中国人街の工場で働くのはもちろん中国人で、材料費込みで支払われるのは時給14ユーロ程度だという・・・。
契約書のない不法労働で、そのため彼らは税金を払うことができず、結果保険などを受けることができない。正規雇用さえされれば、税金を払うことができ、彼らは堂々と生活することができるのに・・・。
仕事がある時は一日12時間働き、仕事のないときは生活している工場内で隠れるように暮らしている。
ブランドマークが印刷された布や皮に、手製の厚紙をあてがい慣れた手つきでカッターで裁断していくのだ。


驚くのは、その商品は正規品として、イタリア国内の正規ショップで販売されている。もちろん正真正銘のメイドインイタリーである。
プラダのバッグを1つ作るコストは28ユーロ(4,500円)だそうだ。それを正規店で440ユーロ(7万円)で売っているのだそうだ。
フェンディのバッグも小さいものだと20ユーロ(3,200円)で買いたたかれるという。皮製の複雑なバッグでも1つ35ユーロ(5,600円)程度だという・・・。

グッチの小さな肩掛けカバンの一部を作っている工場もあった。そこでは1つ14セント(22円)で1日1000セットを作るという。
安く買いたたかれ、ブランド会社の必要な時だけ仕事がやってくる。ここが契約書のない仕事のゆえんである。うまみだけを吸い取る構造である。


ブランド好きの日本人の皆さん、ぜひ本物の良い商品を買いましょう。
ブランドマークが入っているだけで数倍にも値段が上がるっていうのは、おかしいことに気づくべきでしょう。
利益率90%を超えるバッグというのは、品質と値段とのバランスは全くとれてなく、その裏で大稼ぎしている人がいます。悪条件で働いている人がいます。
イタリアに来たら、ぜひ本物の職人が作るバッグや靴などを買いましょう。ま、それもとても高いのですが・・・


法律でメイド・イン・イタリーと明記するには、30%をイタリアで製造する必要があるそうです。(←注:ここは僕のイタリア語レベルの問題で、明確にはわかりませんでした)バッグ本体の素材を中国から輸入し、イタリアで縫製して、取っ手を点けると泣く子も黙る「Made in Italy」となるそうです。

比較対象としていくつかの優良イタリアブランドも紹介されていました。
その一つにカシミアセーターで有名な、BRUNELLO CUCINELLI(ブルネッロ・クチネッリ)が紹介されていました。クチネッリ社は一流メーカーとしての世界的な名声だけでなく、給料も高く、収益も保育園や教会の修復などにも充てられており、優良企業として有名です。


話がとりとめもなくなりましたが、最終的には消費者が見る目を養って、金色に輝くブランドマークに騙されないことだと思います。またその企業を良く知り、その上で商品を購入するという「分析力」も必要だと思います。
イタリアに来た時はぜひ賢く買い物してくださいね。ハイ。


ツヨシape
三輪トラック「APE」のTシャツをプレゼントされ喜ぶ僕。僕ってこんなレベルです

・・・と、偉そうに書いた僕ですが、実は昨年、勢いでYves Saint-Laurentの型落ちバッグを購入してしまいました。でも今はかなり後悔しています・・・。
一方、母のクリスマスプレゼントとして買ったフィレンツェの「OTTINO」のバッグはとても満足のいく買い物でした。
ブランドもの中には長く使えるものもありますが、それでも騙されている感は拭えません。職人が作るバッグや靴は高級ですがその分品質も高いと思いますが、皆さんどう思いますか?


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posted by Tsuyoshi at 23:48 | Comment(17) | TrackBack(1) | イタリア生活日記
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