
年末に1週間東京に滞在しました。その7日間に日本人は大丈夫なのか?という場面を3度目撃しました。とても不思議で怖く感じました。僕はもう日本には住めないなぁ〜と強く思ったのです。ただの偶然?それとも東京では当たり前の光景なの?
(1)地下鉄エスカレーターで
60歳くらいの男性が上りエスカレーターの降り口で派手に転んだ。時刻は夜の10時。それほど混雑していないが後ろからは何人かの利用者が登ってきます。両手がふさがっていた僕は荷物を置いて慌てて駆けつけたけど、その間、エスカレーターで登ってきた人たちは、その男性をまたいで助けることなく改札ゲートから出て行きました。
(2)夜の歩道橋でけが人
忘年会の帰りで酔っ払っているのか、新橋駅に向かう歩道橋の上でスーツの男性がうずくまっている。人が行き交う中、唯一心配そうに覗きこむのは外国人旅行者カップル。救急車を呼んだほうが良いのではないかと近づく僕に助けを求めてきました。そのサラリーマンは眼鏡が壊れ、怪我をしているものの意識ははっきりしていて問題なかったが、僕が気づくまで他の人たちは素通りでした。
(3)羽田空港のエレベーターで
1月3日の羽田空港。そこそこ混雑していてエレベーター前はベビーカーやお年寄りの列ができている。エレベーターが止まっても降りる人はなく、無言で扉が閉まっていく。1週間で何度も同じ光景を見た僕は中の人たちに「ベビーカーが待っていますが・・・」と声をかけるもみな無視。ほとんどは荷物もない普通の大人たち。目の前にエスカレーターが動いているのに。。。
今、この文章を読んでいる人はどうなんだろう。例えばデパートの混雑しているエレベーターに乗っていて、開いた扉の前にベビーカーが待っていたら、降りて場所を譲るのだろうか。今回ボクは10回以上も同じ光景に出くわしたけど、譲ったのはただの1度だけ、しかも若い外国人旅行者グループだった。
2018年1月 堂 剛
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