写真で表現すると、これくらいスリリングです。
髪が長いほうが似合うよと言われ、おだてられながら髪が伸びていったのだけれども、さすがにシャンプー代がかさむと思い始め、久しぶりに床屋に行ってきました。
行く先は3年来の付き合いとなる地元オルヴィエートの床屋さん。
道ですれ違えば、『やぁ、元気?』と声はかけられるし、『最近、来ないな、どうしたんだ?』なんて、ちょっと商売っ気を覗かせながらも冗談をたたくような間柄です。
他の美容院などに浮気もせず通いつめて3年、僕と床屋さんとの間には立派な信頼関係ができていました。
昨日までは。。。
「久しぶりです!」
あえて小雨の降る空いている朝を選んだのは、僕の彼を慕う優しさからと、安心してリラックスできると思ったから。
「おう、君か、元気だったか?今日は寒いよなぁ〜」
相変わらすの軽快なトークで洗髪台に案内してくれる店主さん。
人に頭を洗われるのって気持ちいいよね。
イタリア人の手はごついけど、優しく、いい感じでマッサージしてくれます。
なんか久しぶりに来て申し訳なかったな〜、今度からは毎月来るようにしてあげよう、なんて思いました。髪が仕上がるまでは。。。
・・・
いや、違う。こんな物語りは今書きたくないんだ・・・手短にいこう。
・・・
「いつもの感じでちょっと短めにね!」
「オーケー!」
なんて感じでスタート。僕らのあいだには細かい説明なんて不要なんです。
アン・ネチェサリー。ツーといえばカー、以心伝心。
じつに順調に散髪がすすんでいきます。
ハサミのチョキチョキという軽快なリズムが心地よく、世間話にも花が咲きます。
散髪中にケータイで自分撮りしました。
ちょっと予定よりも短くなったな、と思ったけど、ま、想定内。
ノープロブレムです。
ハサミが終わり、カミソリで襟足を整えていきます。
最後にバリカンをとりだし、はねた髪を刈っているかと思ったら、、、
突如、ほんとうに突然、モミアゲをそり上げました。。。。
あ、あ、あーーーーーーー
3年前にも同じことがありました。
あれから3年。何度僕は「モミアゲを残す派なんだ」と伝えたことか。。。
僕らの信頼関係はどこにいったんだ???
後世に残したいこと。
日本の若者たちに伝えたいこと。
イタリア人は信用するな。
特にバリカンを持った奴はキケンだ。
これだけだ。
ひゃひゃひゃ!
お願いだから、次に会うまでそのままで!!
右上のプロフ写真 チェンジしてみません?
ブロガーの性(さが)ですね。
でもさすがに見苦しいと思い掲載は断念。。。
これ以上、母親を悲しませたくないので(笑)。
いゃ、是非にもツヨシさんのモミアゲが元に戻る前に、オルヴィエートまで観に行きます!
私も中国人の美容師さんに、髪を切ってもらった時は泣きそうになりましたよ。
でも、時間が経てば慣れますよ!きっと・・・
Tsuyoshiさんいつの間にそんな濃い顔立ちに?
しかしいきなり確認せずにそるとはイタリア人っぽい気も。
ちなみに反対側はどうされたんですか?
でもちょっと笑ってしまいました。ゴメンナサイ(笑)
大丈夫、髪の毛なんてすぐに伸びますって〜!!
でも個人的には短い方が・・、あっもみ上げ写真を見ていないので想像ですが(笑)
JALの機内写真位の短さでしたらタイプですよ!
私も前髪の長さにこだわりますからショックは分かります、
早くのびるといいですね!!
でも気にしているのは自分だけで、他人のもみあげなんて目に入ってないものなんでしょうけど・・・
町の人のあいだで僕を指す時に『あの日本人の男の子のことよ。ほら、もみあげの青い・・・』
なんて言われていたらショックで外歩けなくなります。。。ま、これは完全に自意識過剰ですな。
私も中国留学中、散髪に行きました。大学の近場の美容室?行ってたんですけど、留学生には10倍の値段ふっかけるんですよ。初めはビビったんですけど、こんな高いわけない!!と思って「この値段だったら市内のおしゃれなとこに行く」って言うと本当の値段見せてくれたな…。
話が脱線しましたが、もっと怖いのは美容員にモグリがいるんですよ。17くらいの子で。免許なんて持ってなくて先輩のハサミテクニックを見て覚えてるみたいで。
「免許あるの?」って聞くと「知らない。」って言うんですよ。日本人的な発想としては信じられなくて。資格のない人に自分の頭まかせられないじゃないですか。怖くなって急いで部屋に帰った思い出があります。
急遽、現地の友達探して、ちゃんとしたお店教えてもらいました。
海外で散髪するってかなり度胸が要りますよね。
頭皮マッサージすると髪が伸びるって聞いたことあります。
イタリアの美容院、床屋は、結構危険ですよねーーーーーーーー。私も留学中、悲しい目に何度か合いました。
ボブにしてほしかったのに、襟足をカットされすぎて、ワカメちゃんになったときは、その後会う人会う人に、お前、どうしたんだ、と言われ、ミラノのガレリアの中心で、イタリア人の高校生くらいのにーちゃんに、頭をつるっとなでられました。(そんなことされたの、そのときだけ!!!!) よっぽどcascoっぽかったんでしょう。
おまけに、その時髪の毛を切ってくれた若い娘は、日本人の硬い毛に慣れてなかったのか、ざっくりと自分の指を鋏できってしまい流血騒ぎでした。
(ちなみに、firenzeの駅のそば)。
ジャン・ルイス・デイビスでいいんでしたっけ?あちこちにあチェーン店は、けっこうよかったですよ。パーマも珍しく成功しました。でも、頭頂部の毛が少しぶちぶち切れましたけどね。
いずれにしても、勇気が必要ですね。
早くもみあげがのびますように。
やっぱり海外で散髪を失敗している人は多いようですね。
僕もはじめて床屋さんに行った時は、お店の人が「お、日本人の髪はすごいきれいだよ、黒くてまっすぐだ!」と、お店の前を歩いている人にまで声をかけていました。
もうそれだけで、先行き不安でした。。。