ツヨシのイタリア生活日記ブログ

先日、世界保健機関（ＷＨＯ）が2009年版の「世界保健統計」を発表しました。そこに2007年の国別の平均寿命のデータがあります。世界で寿命が一番長いのは日本の83歳で、前年までに続いて首位の座を維持しています。
男女別では、日本の女性の平均寿命が86歳で世界一。男性ではイタリア中部にある内陸国サンマリノの81歳です。日本の男性はスウェーデンなどとともに、80歳のアイスランドに続いて3位の79歳。


さてあまり知られてなく、ちょっと驚くのが、イタリアも世界有数の長寿国ということ。今回発表のデータでもイタリア、スイス、オーストラリアなどが平均寿命82歳として、日本に続き２位となっています。
平均寿命の高さは、医療技術が高く新生児や幼児の死亡率の低さが大きく寄与すると想像しますが、医療の進んだ国での差は文化や習慣によるものだと思います。ここからは僕の独断と独り言です。。。


日本人が平均寿命を高く維持しているのは、やはり健康的な食生活にあると思います。
一方、イタリアはちょっと食べ過ぎなイメージがあります（肥満度は世界的にみて低いのですが・・・）。かれらの長寿の秘訣はやはり「ストレスのない生活」にあるのではないかと。
オルヴィエートではお昼休みは約３時間、仕事中も道行く知り合いと立ち話、夕食前には友達とアペリティーボ、食後も町にでて恋人やパートナーと楽しく散策・・・。よく言いますよね（僕が勝手に言っているのか）、日本人は長生きするために健康に気遣い、イタリア人は人生を楽しむために健康に気遣う。


そこで僕は考えます。イタリアに生活して、日本的な食生活をしている僕は、150歳くらいまで生きるのではないかと。。。
僕の人生に残された時間は、わずか110年。ながっ！！！


あと100年以上も生きられるかと思うと、今日やらなければならないことなんて何も無いように思えてきます。明日できることは明日やろう。たとえ30年後でもまだ人生の折り返し点にも到達していません。120歳になってもブログを書いていたいと思います。今後ともよろしく！
ちょっとポジティブ・シンキング過ぎますが、イタリアではこれくらいに思っているのがちょうど良いのかも知れません。ハイ。