僕はなかなか好奇心が旺盛なほうで、イタリアに移り住んだのも3割は先を見据えて、7割は勢いです。もうね、何でもやってみないと気が済まないというか、すべてにチャレンジしてみたい性格なようです。人見知りなのにオフ会を開くってのも、きっと原動力は同じなんでしょう。
日本にいた頃は、家に見ず知らずのイタリア人旅行者を泊めたこともありました。これがなかなか楽しくて、地元に密着した生活を一緒に体験するのです。例えば小さな古書店を覗いたり、ガード下の焼鳥屋でビールを飲んだり、銭湯に入ったり、と。
銭湯に行くとたいていの人は借りてきた猫のように大人しくなります。作法も仕組みも分からないから当然で、僕のやることを1から10まで真似るのです。洋服をぬいでかごに入れ、鍵を手首に付けて、体を洗って湯船に入る。頭を洗って、再度湯船に戻る・・・。大の大人が二人、まるで儀式のように同じ動きをするのが笑っちゃいます。
最初、イタリア人はとても緊張するようだけど、旅の最後には「銭湯が一番楽しかった」って言うんだから嬉しいです。居酒屋なんかも盛り上がったら隣のおっちゃんたちと日本酒で乾杯しています。
きっと彼らは僕の顔や名前なんか覚えていないでしょう。でも銭湯に入ったことや、おっさんたちと酒を酌み交わしたことは一生忘れないと思います。時間を共有して、色鮮やかな思い出を刻むってのは、楽しくて、大切なことです。
僕の理想は「孫に楽しく語れるような生き方」をすること。今ちょっと落ち込み気味なんですが、初心に戻って、恐れずに、好奇心をもって一歩進むと、最後は楽しい時が待っていると思っています。ハイ。
【2011年6月4日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(写真:イタリア・ウンブリア州 Lugnano in Teverina )
ORVIETOでお世話になったのも、もう5年くらい前になりますね・・・。
って覚えてますでしょうか?
5/21〜5/29でプーリア巡ってきました。
帰国してもうはやイタリア恋しくなってます。
イタリアへの移住。
思い切りたいところですが、やはりなかなか踏みだせません。
羨ましい限りです。
FIRENZEに引っ越すとのこと。
現在、年2回ペースでイタリアに行くことが幸いできています。
ぜひ今度FIRENZEで会いましょう!!
いいですね。
孫に会えないこと確定の私は、
「楽しかった。ありがとう!」って言って死ぬことが理想かな。
誰にも看取られなくても、ひとりでも言うぞ。
今のところ達成できる自信があります。
わが人生に悔いナシ。
つよしさんも達成できそう。
お孫さんが目をきらきらさせて
そばで聞いている姿が想像できますもん。
フィレンツェからも楽しいニュースを
期待しています。
引越しがスムーズに進みますように。
オルヴィエートで5年前。う〜ん、名前行ってもらえれば確実に思い出すのですが。。。イタリア移住ってのはたしかに少々ハードル高いですよね。でもそれがベストという状態になればハードルがゼロな訳で、もし本当にやりたいことがあったら、それをするのが一番であるという理由を見つければ良いと思います。フィレンツェでお会いしましょう!
> momoさん
僕も孫は微妙ですよ。今は甥っ子がその代わりをしてくれることを願っています。人生に悔いがないのは間違いないですね。僕は今まで後悔したことないんですね。おそらく脳みそが単純なんだと思います。ハイ。
イタリアへ移住したいと少しでも思うなら つよしさんも言ってるように勢いで行ってみるのもいいですよ。(^_^)v
かく言う私も怖いもの知らずで単身渡伊し イタリア人と結婚、出産、挙げ句の果てに離婚して帰って来ちゃいましたけど(^。^;)
嫌な思いも沢山しましたけど 帰国して4年 いまだイタリアに魅了されてます。
今思うに人生最大の経験だったと思います。その経験をずっと継続されてる つよしさんが羨ましいです。
ORVIETOではチヴィタに連れて行ってもらったり、つよしさんの家でCOZZEのパスタをご馳走になりました。
年内には行く予定ですので、よろしくお願いします!!
cara.kaorinさん
人のブログで会話って何ですが・・・。
心強いコメントありがとうございます!
つよしおじちゃん(^m^)
でも、いとこも欲しいんだよね〜(= ̄∇ ̄=)
次はおそらく年末に帰ると思います。また一緒に遊んでくださいな。いとこは、、、う〜ん、どうだろう。。。