
イタリアに降り立って、道路の汚さに驚いた人も多いと思う。
イタリアは日本に比べると少し低いものの、以前喫煙率の高い国(喫煙率22%)として知られています。マナーも少々問題で、世の中に「灰皿」というものが存在しないかのごとく、どこへでも吸い殻を「ピッ」と指ではじき飛ばすのです。そんな状況を揶揄して「イタリアは大きな灰皿だ」なんて言う人もいるほど・・・。
遠くから見ると美しい国ですが、実際に歩いて見ると、犬の糞や割れたビール瓶、そしてタバコの吸い殻が至るところに落ちていて、辟易します。
が、、、知らぬ間に、ただ単に僕が無知だっただけなのですが、各都市で「タバコポイ捨て条例」というのが施行されているようです。びっくりしました。だってフィレンツェの町を歩いていると、ほとんどの店員さんは店前の排水溝にタバコの吸い殻をポイ捨てしているんですから。
ただ、たしかに半年前くらいから、写真のような灰皿がいくつも設置されました。灰皿を探す必要がないくらい至る所に取り付けられています。
以下が目から鱗だった、新聞紙面で見つけた各都市の条例(主要都市のみ抜粋)です。
- フィレンツェ(Firenze)・・・最大160ユーロの罰金(現行犯)
- ヴァレーゼ(Varese)・・・・55〜330ユーロの罰金
紙くず、吸い殻、落書きが対象。2004年イタリアで最初に施行された町 - トレント(Trento)・・・・・最大500ユーロの罰金(吸い殻・紙くず)
- パドヴァ(Padova)・・・・・50ユーロの罰金
- フェッラーラ(Ferrara)・・・最大200ユーロの罰金(公道を汚した場合)
- パルマ(Parma)・・・・・・300ユーロの罰金
- ルッカ(Lucca)・・・・・・30〜150ユーロの罰金
- レッチェ(Lecce)・・・・・25〜250ユーロの罰金
この記事で気づいたのは、ローマ以南の町ではわずか2都市しか条例がないことです。ローマもナポリも今だにポイ捨て天国です。イタリア人の中には「ワインとタバコはセットで切り離せないものだ」なんて言う人もいて、タバコは嗜好品の地位がかなり確率されています。きっと、吸い殻のポイ捨てに「罪の意識」なんてありません。
これを幾に、徐々にイタリアの町綺麗になっていって欲しいものです。近くで見ても美しいイタリア、そんなイメージが定着することを夢見てます。ハイ。
【2012年3月31日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(写真:フィレンツェの町に設置された灰皿)
イタリアへは2004、2008年に訪れているので、4年に一度的なリズムでは今年行きたかったのですが無理っぽいデス。
そういえば店内での喫煙を法律で禁止されてるのか、やたらと店の前でタバコ吸ってる店員さんが多いなと思ったことを覚えています。
そのタバコは排水溝にポイだったんですね。
ツヨシさんの言われるようにポイ捨て無くなればもっと美しいイタリアになるんですけどね〜。
こんど行く時はそうなってるといいな。なんて(笑)
禁煙法でバール入り口だけ人だかり、中はガラガラという現象が起こってますね。あとレストランなどでも歩道にオープンデッキを作る店が多くなりました。交通規制で車減ったのと、やはりタバコ吸いたい人がまだまだ多いからだと思います。今日も町ではタバコポイ捨てが盛んに行われていました。見回りというか、違反切符を切っている人を一度も見たことないんだけで、どうなってんでしょう。喫煙者の人にガンバッテ欲しいものです。ハイ。
うーん…残念な感じですね。
イタリアなら逆にオシャレな携帯灰皿が
売れそうなんやけどなぁ…。
大阪の御堂筋も禁煙になって
数年経ちますが
今はとても綺麗です☆彡
同じく罰金制だったと思います。
それに…
指摘する用の人員がいました。
イタリアの景色が
道から綺麗になるよう願っています…。
イタリア行ったとき、女性の喫煙率にちょっとびっくりしました。
でもでも、凄くカッコいいんですよ!ベネチアのブラーノ島で、お店の外に出て、プッカ〜、とやっていた長身で妙齢のアネゴが。カラフルなお店の外壁とマッチしたファッション、適度に日焼けした脚。ウデ組んで。美形。映画みたいでした。
そのあと、ベネチア本島と反対?の方へ行ってみようー、と船に乗ってみたら、どうやら本土(?)の一部に着いたみたいで。そこでプラプラしてから、帰りの船待ってたんです。そしたらなんと、あのアネゴが船から降りてきた!やっぱりイケてた。通勤してるんですね、みなさん。それにしてもあのアネゴ、忘れられない。
イタリアの女性喫煙率は高いですよね。僕もイタリアに住み始めたころは、ビックリしました。乳母車を押しながらタバコ吸うママがいたり、中学生もけっこう喫煙していますよ。