すみません、指摘があり訂正です。
日本からイタリアの入国時にはまだ14日間の自主隔離が必要なことが分かりました。現時点では7月31日まで確定となります。その後はまた新たな発表があります。ヨーロッパに渡航される方は最新情報をご確認ください。
7/22 22:00 堂 剛
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7月に入り、フィレンツェには旅行者が戻ってきました。
写真上は5月12日の大聖堂広場。ロックダウン中で旅行者はゼロ、デリバリー解禁後のため町には配達員の姿ばかりが目立ちます。
写真下は7月17日のベッキオ橋近く。旅行者の姿が増え、お店もほぼすべてが営業しています。
6月にはヨーロッパ内の移動の制限が解除され、7月には日本からもイタリア入国時の2週間待機が不要となりました。個人的には旅行者は年内ほぼゼロだろうと思っていたので、ヨーロッパやアメリカ人の旅行者が早くも戻ってきて驚いています。フィレンツェの観光地としてのポテンシャルが高さと、フィレンツェの感染者数が少なさが大きな要因でしょう。例えば昨日7月20日のフィレンツェの新規感染者数は1名のみ。もっとも多かった3月末では1日100名でしたのでかなり落ち着きました。
ただこれから移動する人口が増えると、それに応じて感染者数は増加するでしょうから、慎重な対応が必要でしょう。イタリアはコロナ対策の罰則が厳しく、マスクをせずに店内には入れないですし、入り口にはアルコール消毒液の設置が義務付けられています。レストランも席間の距離が決められ、メニューなども毎回アルコール消毒が義務付けられています。
罰則が厳しいから住人も旅行者も、安心して出歩くことができる雰囲気になりました。とはいっても全体的に気の緩みも出てきているので、自己防衛としてマスク着用や手洗いはしっかり継続していかなければと思っています。