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ツヨシのイタリア生活日記ブログ

イタリア生活、ニュース、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しくブログで伝えます。

2007年10月29日

サマータイム終了でちょっと寂しい気分・・・

サマータイム夏時間
この写真を撮っている時に友達から「なにしてるの?」と聞かれ、「えーと、夏時間を記録しようと・・・」と訳の分からない返事をしました。ツヨシ=日本人は変わっている、と思われなければいいのだけれども・・・



昨日の夜、ついにサマータイムが終了しました。7ヶ月続いた夏時間が終わるとなんだか急に「寂しい冬」が来たように感じるのだから不思議です。日本ではあまりなじみのない夏時間だけれども、ヨーロッパ諸国ではかなり前から実施されています。イタリアで初めてサマータイムが導入されたのが1916年で、1966年にはエネルギー危機への懸念から正式に(継続的に)導入され、1996年に法律で「3月最終日曜日から10月の最後の日曜日まで」と決められました。3月には午前2時を午前3時に1時間早め、10月には午前3時を午前2時に戻します。


2007年の10月最終日曜日が昨日にあたり、午前3時が午前2時に戻る訳だから、1時間余分に寝られたわけです。おかげで頭がスッキリしてます。
でもなんか不思議な感じですよね。午前3時になった瞬間に、時計の針が午前2時になる訳で、午前2時10分は2回存在するのです。その時間に人と約束したりする時は「日曜日の2回目の午前2時半」とか「夏時間の午前3時半、冬時間の午前2時半」という説明になります。ま、そんな人はいないと思いますが・・・。


僕は昨日、友達の家で食事をしていて、食後に皆で一緒に映画を見始めました。あ、ちなみに見たのは2006年玉木宏、宮崎あおい主演の「ただ、君を愛してる」イタリア語字幕付き。(日本での評価は知りませんが、ストーリーは単調で幼稚、演技もイマイチでした)
食事を始めたのが夜8時30分。食事が終わったのが夜10時30分。映画を見終わったのが夜12時30分。いつも通りちと遅いなぁ〜と思っていたら、数時間後に冬時間になることに気づきました。冬時間でいうと夜11時30分!!!とっても得した気分です。友達もみんな「あーまだ11時半だね」と、あえて声に出してその小さな喜びを楽しむのでした(笑)。


僕は前から、テレビの時刻はどう変わるのかとか、テレビ欄ってどう書いてあるんだろうと疑問に思っていましたが、今回もいつものように確認できずに終わってしまいました。次回2008年3月の最終日曜日は新聞を忘れずに買って、テレ版を確認してみたいです。ハイ。

今回のサマータイムで時間を1時間早めたことにより、イタリア国内で6億5000万キロワット、8200万ユーロ(約134億円)分の電気が節約できたそうです。朝、明るい時間に起きて、夜、明るいうちに帰宅して早く寝るので、電気を点ける時間が減るということですね。それにしてもこの数字には驚きです。

posted by Tsuyoshi at 06:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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