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ツヨシのイタリア生活日記

イタリア生活、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しく伝えます。

2008年06月06日

イタリア発ローマの150の銅像にマスクが着けられる(写真付き)

ローマの銅像にマスクが着けられる

昨日(2008年6月5日)、一晩明けるとローマの町が一変していました。
一晩でローマ中の150の銅像が、車の排気ガスから身を守ろうと、マスクを着けだしたのです。銅像によっては二酸化炭素排出に反対する標識も掲げています。


実はこれは「Terra!」(大地と言う意味)というイタリアの環境保護団体の30人の活動家によって、キャンペーンのために一晩で着けられたとのことです。「Terra!」という環境保護団体はイタリアの16都市に支部を持っていて、200人を活動家が所属しているとのこと。


ローマの銅像にマスクが着けられる



朝、ジョギングや犬の散歩に町に出た人はずいぶん驚いたそうです。
ローマのサンタンジェロ橋にある天使像は高さが4メートルもあって、見つけたひとは『信じられない!誰にも気づかれずにあんな大きな像にマスクを着けるなんて。夜だとしても頭の高さにたどり着くにははしごが必要だ』と驚いています。


マスクと標識は警察によってすぐに取り除かれてしまったそうです。彼らは他の活動家とともに自動車の二酸化炭素排ガスに対して抗議しいて、2012年までに1キロ走行あたり120グラムの新しい規制を定めるようEC委員会に訴えています。
さらに、2020年までに80グラム、2025年までには60グラムと、かなり高水準の要求をだしています。
※ヨーロッパにおける日本車の実績は170グラム(2004年、新車)、欧州車の161グラムに遅れています。


イタリアローマの銅像にマスク



イタリアでもここ数年、SUV車の売り上げが伸びていて、環境対策の流れに逆行しています。細い道が入り組んだ中世の小さな町のオルヴィエートですら、自慢のためだけに巨大な四駆を利用している人が結構います。ピカピカの大型車で細い道に入り込み、大切な車に傷がつかないように、半クラッチで黒煙を出しているのは、見ていて頭にきます。


きっと車の必要ない東京都市部にも、大きな車を自慢気に運転している人がいることでしょう。はっきり言って恥ずかしい行為です。道に唾を吐きながら歩いている以上にみっともないです。もし友達でプライベート用に大型車を持っている人がいたら、やさしく諭してあげましょう、恥ずかしいまねはするなと・・・


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posted by Tsuyoshi at 21:00 | Comment(8) | TrackBack(1) | イタリアの面白い話
この記事へのコメント
つよしさん、おもしろい記事ですね。日本では報道されていないようなので、良いことを知って得した気分です。
それから、前回の私の愚痴にアドヴァイスありがとうございました。気持ちを受け止めていただけたと思うだけで、まず、心が楽になり、前向きに対処していく気持ちになりました。
日伊摩擦が起こらないよう、真摯に、慎重に対処していきます♪
Posted by 乙女 at 2008年06月07日 09:25
全部の銅像にマスクですか?
カエサルさんもオクタビアヌスさんもマスクしていたんですね
今トヨタの車に乗っていますが、ecoだと思っていたらまだまだ基準が甘かったんですね。
田舎には車は必需品なのですが、ドアtoドアでないと気がすまないというのは、考え直さないといけないですね。(長野では公共交通機関より自家用車が主流なので)
反省して歩きに行ってきます…
Posted by hayama at 2008年06月07日 15:20
銅像の件、確かにインパクトはあるんですけれど、私にはあのトレヴィの泉に赤いインクを流したり、スペイン階段にカラーボールを撒いたりしているのとそう変わらない気もするんですよ。
二酸化炭素については真剣に考えなくちゃいけないし、その意味でこれは訴える良い機会になったかもしれませんが、もしハシゴで大理石の彫像とかにキズをつけた場合は誰が責任を取るんでしょうね。
あと、私自身SUV車に乗っているので耳の痛い話なんですが、うちのダンナは180cmを超える大男で、私も日本人には珍しい170cmを超える女なので、2人して軽に乗るのはかなりツライ・・・
それに12月から3月までは毎週スキーに行くので4駆じゃないと怖いんですよ。
3000ccを超える、巨大なランドクルーザーとか、パジェロだとどこ行くねん。って突っ込みたくもなりますが、少なくとも2000cc程度のそれもガソリン車なら、ボルボあたりのディーゼルのワゴンなんかよりもずっとマシかな?って思っています。
なんか言い訳臭いですね。スイマセン。車に乗らないことが一番かな?
Posted by がっちゃん at 2008年06月08日 17:34
毎週スキーに行くので4駆じゃないと怖い?ボルボあたりのディーゼルのワゴンなんかよりもずっとマシかな?勘弁してよ。。。

君の様な人間に対して、つよしさんが諭しているんですよ。何考えて書込みしてるのやら困ったもんだ↓
Posted by viva at 2008年06月08日 18:45
> がっちゃんさんへ
口調は少々強めですが、vivaさんの言う通りです。大きい車が極端に悪いということでは無いですが、毎週スキーに行くから四駆が必要という発言はひどく自己中心的ですね。100年後に自分はもういないんだから、今の私たちさえ楽しければいいと言っているのと同じです。あと体格が大きいから大きな車が必要というのも言い訳です・・・。

ご存じない人に書きますが「トレヴィの泉の赤インク」は、新未来派という活動家たちが商業主義に染まった社会と芸術を批判するための抗議運動で、新たに始まった「ローマ映画祭」に反対して起こしたもの。「スペイン階段のカラーボール」は、イタリア政府が誠実でなく嘘をついているという主張のもとでの抗議行動。どちらもほとんど一般市民から賛同が得られない極端な(はっきり言うと無意味な)主張です。今回の環境保護を訴える行動とは、全く目的が異なりますし、価値も全然違います。

『もしハシゴで大理石の彫像とかにキズをつけた場合は誰が責任を取るんでしょうね』ということですが、石像は所詮、人間が作った石のかたまりです。しかも修復可能です。人類の遺産かも知れませんが、地球の危機と比べれば米粒のような小さな問題でしょう、比べるまでもないです。もし海氷が溶けて、多くの島や町が水没して、絶滅動物が増え、世界規模で熱帯化となった場合は誰が責任を取るんでしょうか?少なくとも無駄に二酸化炭素を排出した人は責任を取るべきでしょう。

Posted by Tsuyoshi at 2008年06月09日 00:40
本当にすいませんでした。低燃費排出ガス車に変えたので浮かれてました。
申し訳ありませんでした。
Posted by がっちゃん at 2008年06月09日 10:31
『毎週スキーに行くから四駆が必要という発言はひどく自己中心的ですね。100年後に自分はもういないんだから、今の私たちさえ楽しければいいと言っているのと同じです』『石像は所詮、人間が作った石のかたまりです。しかも修復可能です。人類の遺産かも知れませんが、地球の危機と比べれば米粒のような小さな問題でしょう』私も全くその通りだと思います。尊い地球環境や自然環境を守るため今こそ管理社会化を押し進め、経済統制や人口統制によって人間社会全体と地球環境のバランスを取るときだと思います。鉱物資源は人間が掘り起こさなければ、人間の種としての寿命をはるかに越えた未来永劫まで地表に露出する量はごく微量だと思われます。そのような強制的に掘り起こされた資源は使うこと自体汚らわしいと思います。電気も水道もありとあらゆるものが化石燃料によってまかなわれていて、それに依存して生きている今の人類は過剰にカロリーを取って肥満しきったような状態です。苦しくとも辛くとも、食事制限と運動によってダイエットする必要があります。そのためには人の移動を制限することが一番の近道だと考えます。南国の海岸近くに住んで日帰りスキーをしたいなど贅沢すぎます。逆もまた然りです。徒歩で牛車で馬車で何日もかけてゆっくりと向かうのであれば話は別でしょうが、内燃機関などが発明されたから今の世の中の間違えが広がったのだと思います。今ある内燃機関や鉱物資源はそのまま捨てれば、環境を汚染することになるでしょうし、かといって環境負荷を減らそうとしても相当なエネルギーが(これも化石燃料で間わな割れる可能性が大ですが)費やされます。現在の環境問題を軟着陸させるには相当な時間と労力が必要になります。はたして、こんな状況になるまで自堕落に生きてきた人類がそんな大仕事を完遂できるでしょうか。ですから過去の遺産や時代遅れな宗教感覚に惑わされずその存在自体が無駄な芸術やレクリエーションなどといったものをかなぐり捨てて環境保全に人類一丸となって邁進すべきと思います。そのためには多少の犠牲もやむ終えないと思います。Tsuyoshiさんの環境に対する考え方に共感してしまいつい熱くなってしまいました。長文失礼致しました。
Posted by pym at 2008年06月10日 01:49
念のため書いておきますが、僕は経済統制にも人口統制にも反対です。
Posted by Tsuyoshi at 2008年06月10日 06:47
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Tracked: 2008-06-07 01:23
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