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ツヨシのイタリア生活日記ブログ

イタリア生活、ニュース、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しくブログで伝えます。

2011年03月10日

長友ブーム、現地イタリアではどんな反応!?

Inter Milan


一足遅いが・・・
日本では長友のゴールにさぞかし盛り上がったことだろう。僕はイタリアにいながら、試合は見ていないし(セリエAは全試合、有料衛生放送なので)、試合後のニュースも見ていないので、日本のニュースで初めて知りました。逆輸入です。で、その後もあまりテレビ見ないのですが、さすがに一人の東洋人が初ゴールを決めたぐらいでは、現地でのニュースバリューは低く、ゴールシーンなどは結局見られずじまいです。


このままではちょっと悔しい、僕もお祭り騒ぎに参加したい!ということで、イタリアでのニュースでの反応を検索してみました。するとEurosportというスポーツニュースサイトが長友を小さいながらもピックアップしていたので、その記事を簡単にまとめてみます。


タイトルは『インテル、エトーと梅干しのあいだで・・・』
いかにも意味深(もしくは意味不明)のタイトル。記事の前半はエトーの記録的なゴール量産について熱く語っています。エトーはなんと1試合あたり平均0.789ゴールを挙げているそうです。4試合ごとに3ゴールというのは確かに驚異的ですね。そして最後に長友について可愛らしい記者のコメントがあります。


『長友の秘密 ー でもインテルはエトーやパッツィーニだけではない。ゴール量産機や記録だけではないのだ。インテルにはNagatomoもいるのだ。彼はジェノア戦でイタリアリーグ初ゴールを決め、お辞儀でサンシーロのスタジアム多くの観衆を沸かせた(もちろん大部分が日本からの観客だが・・・)。
長友はインテルのロッカールームで特別な役割を担っている。1つは彼のその底抜けの笑顔でマスコット的な存在、そしてもう一つは疲れることを知らないサイドバック。疲れない秘密?長友自身が彼のブログの中で認めているが、それは塩漬けのプラム「梅干し」のようだ。「とても酸っぱくて疲れを癒すのに効果的なんだ。試合の前には必ず食べているよ」。ACミランとバイエルンに追いつくためには、彼が持っている在庫をチームのみんなで分ける必要があるかも知れない・・・』
出典:Eurosport


うん、なかなか好印象な記事だね。長友の笑顔はヨーロッパでも評判良いようです。ハイ。


【2011年3月9日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(関連情報:ミラノのインテルショップ

posted by Tsuyoshi at 07:35 | Comment(12) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

イタリアの置き引き・スリ犯罪は多いのか、少ないのか。

イタリアと日本に関する興味深いデータを目にしたのでご紹介します。
出典:社会実情データ図録:泥棒が多い国・少ない国
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2788g.html


イタリアのスリ犯罪データ


このデータは国連機関が発表した国際犯罪被害者調査の結果のグラフで、OECD諸国(先進国30カ国)の泥棒犯罪の調査結果です。「侵入窃盗」、「置き引き・すり」、「車上荒らし」の犯罪が棒グラフで表されています。
見て分かるとおり日本の「置き引き・すり」「車上荒らし」の被害者率はずば抜けて低いですね。これだけを見ても日本は軽犯罪が少なく、安心して生活できることが分かります。


一方、悪名高いイタリアに興味が移ります。が、なんと「置き引き・すり」「車上荒らし」ともに平均以下ではないですか!!!
色々な見方ができると思いますが、実際にイタリアに住んでいる感覚だと、両犯罪ともにもっともっと多いと思います。僕が外国人(日本人)であるという特殊なケースだとしても、イタリアに住んで7年で何度スリ被害に遭いそうになったことか。オルヴィエートという治安の良い町でも、一度車上荒らしに遭いました。


僕が想像するに、イタリアの警察はスリなどの訴えはろくに取り合ってくれないケースもあったり、帰国まで気づかない旅行者も多かったりと、実際の犯罪数と被害届の数に大きな隔たりがあるでしょう。ま、このデータを見ても「イタリアは犯罪が少ない国」と思う人は少なく、「イタリア=泥棒大国」というレッテルがぬぐえないのは、なんだか可哀想な気もしてきますね。ハイ。

【2011年3月7日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(イタリア旅行の窃盗・スリ対策
タグ:イタリア
posted by Tsuyoshi at 19:26 | Comment(8) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

「衰退先進国イタリア」について

madonna


池田信夫氏の書いた『衰退先進国イタリア』について「これって事実ですか?」という質問があったので、僕なりに考えてみました。

まず最初に言いたいのは、イタリアの政治や経済を語る時って、多くの人がこの池田氏のように「ちょっとバカにする」書き方をしますね。イタリア好きとしては少々腹立たしく、イタリアのニュースでも日本のことを小馬鹿にしながら文化やトレンドなどを紹介されるとムカッと来るのと同じです。


さて本題に戻ります。

政治、経済、教育などの状況などがイタリアと日本とで似ているというのは、なかなか判断が難しいでですが、傾向は似ていると思います。でも自殺率についての『これはカトリックなので自殺の禁忌が強く、自殺を事故として申告するバイアスもあるが、なんといってもベルルスコーニに代表される脳天気な国民性が大きい』というのは違うと思います。
やはりカトリックという要素が一番大きいでしょう。イタリアでは生きることがいくら辛くなっても「命を絶つ」という選択肢はないと思います。「自殺するくらいなら・・・」という考えも持っていないでしょう。『脳天気な国民性』だからではなく、「自殺」そのものが彼らの考えから隔離されていると思います。


イタリアの政治はここ数年ずっと迷走していますね。これはベルルスコーニの奇行によるところが多いと思います。また『「ずるい」タイプが尊敬され、正直者がバカにされるのがイタリアの国民性』というのも、その通りでしょう。


『しかしみんな明るく、男はいつもナンパしているし、女は果てしなくおしゃべりしている』というのは、いかにも日本人の脳に焼き付いているイタリア人のイメージをそのまま書いたような言葉で正しくないと思います。日本人と比べれば明るいですが(これは逆に日本人が大人し過ぎるとも言えます)、男性はいつもナンパしている訳でもなく、女性のおしゃべり好きはどの国も大差ないように感じます。


最終的に池田氏は『イタリア人のいい加減さを見習って、貧しくても楽しく暮らす習慣を身につけるのが、日本人の最大の課題』とまとめていますが、それと同時に「生きることの喜び」を見つけることも大切だと思います。イタリアの政治は日本と同じく混乱気味ですが、でも若者の政治への関心はとても高く、抗議集会や運動も頻繁に行われています。逃げずに立ち向かう、そういう姿勢がイタリア人には強いように思います。


【2010年12月2日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(写真:Civita di Bagnoregio
posted by Tsuyoshi at 00:20 | Comment(15) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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