
昨日(2008年6月5日)、一晩明けるとローマの町が一変していました。
一晩でローマ中の150の銅像が、車の排気ガスから身を守ろうと、マスクを着けだしたのです。銅像によっては二酸化炭素排出に反対する標識も掲げています。
実はこれは「Terra!」(大地と言う意味)というイタリアの環境保護団体の30人の活動家によって、キャンペーンのために一晩で着けられたとのことです。「Terra!」という環境保護団体はイタリアの16都市に支部を持っていて、200人を活動家が所属しているとのこと。

朝、ジョギングや犬の散歩に町に出た人はずいぶん驚いたそうです。
ローマのサンタンジェロ橋にある天使像は高さが4メートルもあって、見つけたひとは『信じられない!誰にも気づかれずにあんな大きな像にマスクを着けるなんて。夜だとしても頭の高さにたどり着くにははしごが必要だ』と驚いています。
マスクと標識は警察によってすぐに取り除かれてしまったそうです。彼らは他の活動家とともに自動車の二酸化炭素排ガスに対して抗議しいて、2012年までに1キロ走行あたり120グラムの新しい規制を定めるようEC委員会に訴えています。
さらに、2020年までに80グラム、2025年までには60グラムと、かなり高水準の要求をだしています。
※ヨーロッパにおける日本車の実績は170グラム(2004年、新車)、欧州車の161グラムに遅れています。

イタリアでもここ数年、SUV車の売り上げが伸びていて、環境対策の流れに逆行しています。細い道が入り組んだ中世の小さな町のオルヴィエートですら、自慢のためだけに巨大な四駆を利用している人が結構います。ピカピカの大型車で細い道に入り込み、大切な車に傷がつかないように、半クラッチで黒煙を出しているのは、見ていて頭にきます。
きっと車の必要ない東京都市部にも、大きな車を自慢気に運転している人がいることでしょう。はっきり言って恥ずかしい行為です。道に唾を吐きながら歩いている以上にみっともないです。もし友達でプライベート用に大型車を持っている人がいたら、やさしく諭してあげましょう、恥ずかしいまねはするなと・・・









