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ツヨシのイタリア生活日記ブログ

イタリア生活、ニュース、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しくブログで伝えます。

2011年09月10日

銀行口座の解約にほとほと疲れた。。。

フィレンツェ、ミケランジェロ広場

今日、銀行の口座解約に行ってきたけど、もう本当にぐったり疲れた。


イタリアの銀行に口座を持つと、口座維持管理費と税金で年間1万円くらいかかります(銀行によって値段まちまち)。僕は使ってない口座を3年ぐらい放って置いたんだけど、さすがに「無駄」って思って解約に行ってきたのです。


スムーズに10分くらいで終われば良いな、なんて期待して行ったけど、もちろんそんなスムーズに終わるはずがない。優に40分はかかって、店の外に出た時にはげっそりやせこけてました。

***

まず最初に担当者が返した言葉にずっこけました
「お客さん良かったですね。当銀行は口座解約に手数料が一切かかりません」
はっはっは、面白いな、続けたまえ。


「でも残念なお知らせがあります。支店長が不在なので、明日の朝にアポイントメントを取って欲しい」
な、なぜだ?
なぜ、銀行口座を閉じるのに、支店長を予約せにゃならんのか?
さすがに僕もイタリア在住7年、きちんと正しい返事ができました。
「時間がないので今日以外は無理です。解約に支店長はいらんでしょ。今すぐ解約してね」


イタリア生活の第一歩は「引き下がらない」です。
しぶしぶロベルト(担当者)はパソコンで口座状況を確認し始めます。
ほら、やればできるじゃん。
すると第二弾の「無理ですビーム」が僕を襲います。
「今、銀行に現金ないから解約できないです。やっぱり後日来て欲しい・・・」


ちょっと待て、僕の口座残金は100万円程度だよ。100万円ない銀行ってどういうこと?
「ご冗談をお兄さん、わずか100万円ですよ。」
「冗談じゃないのよ、お若いの。うちの支店は小さいし、夏休みだから、あまりお金置いとかないのよね」


マジなのか?
ギャグなのか?
でもね、ここで引き下がっては、イタリアではパン1個買えないです。
「でも本当に今日しか無理なんですよ。明日から仕事の予定が入っていて。他に方法はないんですかね」
粘らなければ、動かない、それがイタリアのスタンダードです。


「ちょっと待ってね、同僚に相談してきます」
3分経過
「では今回だけは特別に、銀行が小切手を用意しましょう。
 これを他の銀行に持っていって、現金化してください。」


すごいな、ロベルト。
すごいな、イタリア。


これで終了かと思ったでしょ。
でもね、僕のお金なのに全額は返してくれなかったです。
「口座維持費と税金がまた引かれるかも知れないから、1万円くらい残したほうがお互い安心でしょ」だって。
さらには、「税引き後の残ったお金は、最終的に小切手をお宅に送るけど、イタリア郵便事情悪いからあまり当てにしないで待ってね」だって。
もうねKO寸前ですよ。フラッフラ。


外国人だから舐められたのかも知れないけれど、なんだかすごく疲れました。
だから役所とか、郵便局とか、銀行は嫌いなんだよなぁ。
たらい回しされる率がとても高いと思うのです。
冗談のような、本当の話でした。ハイ。


【2011年9月9日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】
(写真:フィレンツェ、ミケランジェロ広場より)
posted by Tsuyoshi at 08:26 | Comment(22) | TrackBack(0) | イタリアの面白い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

いい加減なイタリア vs 間抜けな僕

イタリアの切手



イタリアに住んで7年、そうそう驚かない「イタリアびっくり耐性」を身につけた僕だけど、昨日久しぶりに笑ってしまった。


仕事でイタリア国内宛ての封書を送る必要があって、料金確認のためにイタリア郵便局のホームページにアクセス。定形封筒郵便が60セント(約80円)であることを確認した後、ついでに海外向けの料金も眺めていた。


日本への手紙は80セント(約100円)とばかり思い込んでいたのだが、サイトには1.6ユーロ(200円)の文字が。え、え、えっ?一瞬目が点になった。想定の範疇の遠い外の料金だ。実は昨日、実家宛てに手紙を投函したのだが、とうぜん貼った切手は80セントのみ。中身は今年8月に期限が切れる家電量販店のポイントカードで、数千円分のポイントが貯まっている。


ま、ポイントは失効したって良いんだけど、でも、いったいいつ、誰が、僕の許可なしに郵便料金が変更されたのだろう???ネットで検索してみると、遅くとも今年の1月にはすでに1.6ユーロになっているらしい。・・・が、さらに驚いたのは、その改定前の料金は85セントだったということだ。


僕はそこまで間抜けではない。たしかに昔は80セントだった。これもネットで調べてみたら、な、な、な、なんと、2006年5月に80セントから85セントに値上げしているそうなのだ!!!僕はずっと80セントと信じ切っていて、その間、何十通ものはがきや手紙を日本に送っている。そして、それはすべて日本に到着しているのだ。つい2ヶ月前にもイタリア国鉄の切符が欲しいという北海道の方に、郵送で送ったばかりだ。「無事に手元に届きました、ありがとうございます」というメールも頂いている・・・。


どういうこと?


自分の間抜けさ加減にもびっくりしたが、イタリア郵便局もずいぶんと「ずぼら」じゃないか。いや、結果が良かったのだから文句は言ってはいけないが、イタリア特有の「適当に仕事しています感」が溢れすぎていて、ひとり笑ってしまった。それとも僕みたいなアホのために、救済措置なんかがあるのだろうか?今回送ったポイントカードが無事、実家に届くのかが今からちょっと楽しみであります。ハイ。


※ちなみにイタリアのよく使われる料金の切手はシールタイプであるよ。

※追記:6月14日に、無事にポイントカードが実家に到着しました。所要日数6日。半額分の切手しか貼っていなかったですが、順調に日本に到着しました。びっくりです。次からは間違えずに正規料金1.6ユーロを貼って投函します。ハイ。


【2011年6月9日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(写真:イタリアの60セント切手)
posted by Tsuyoshi at 03:07 | Comment(11) | TrackBack(0) | イタリアの面白い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

イタリア国鉄にまつわる面白い話

イタリア国鉄



先日、全席指定のIC(インターシティ:急行)に乗っていたときのこと。イタリア人乗客がチケットを片手に自分の席を探してうろうろしていた。よくあるのは車両番号の間違い。僕も自分の席に向かうとすでに人が座っていたという場面に出くわしたことが何度もあり、たいていの場合は車両を勘違いして座っているケースだ。今回もそんなことかと声をかけようとすると、前から車掌さんが登場。これで一件落着かと思いきや・・・


乗客「私のシート番号が見あたらないんだけど」
車掌「どれどれ、6号車の101番・・・」
乗客「そう、101番。でもこの6号車は92番までしか座席がないみたいよ」
車掌「たしかに、こりゃ失礼。調べて戻ってくるよ」
・・・
車掌「出発前に車両変更あって席数が少なくなったようだな、ハッハッハ。でも安心してください、87番と89番は空席だからそこに座ってくれていいから」


僕は耳を疑った、ウソだろう?
斜め前の男性と目が合うと彼はにやけ顔。つられて僕もにやけてしまった・・・本当だったんだ。
その後も新しい駅に着く度に席のない人たちが乗り込み、そして同じことが繰り返された。でも怒る人はいない。むしろこのハプニングを楽しむかのように乗り合わせた隣の人とおしゃべりを始めている。

こういう場面に出会うと、イタリアっていい加減だな、そして「強いな」と思ってしまう。乗客は誰も怒らない。みんな慣れているのだろうし、そもそも怒ったって何も解決しないんだから。


今、フィレンツェに向かう電車の中で本文を書いているのだが、1本前のミラノ行きの急行が40分遅れていた。
オルヴィエートの小さな駅は待ち人で溢れていて、その中の一人が珍しく駅員に詰め寄っていた。
男性「なにがあったんだ?いつまで経っても来ないぞ」
駅員「前の駅で列車のタイヤがパンクしたみたいで、今交換中だからもう少し待ってよ」


たくましい!
列車の遅れにたいした理由がないのだろう・・・。
その男性はその後どうしたかって?駅員の説明に納得したのか、仲間のところにおとなしく帰っていったよ。

【2010年1月13日 堂 剛】


タグ:イタリア
posted by Tsuyoshi at 19:04 | Comment(20) | TrackBack(0) | イタリアの面白い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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