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ツヨシのイタリア生活日記ブログ

イタリア生活、ニュース、留学案内、イタリアならではの珍事などを日本人がほとんどいないウンブリア州のオルヴィエートからTsuyoshiが楽しくブログで伝えます。

2007年01月25日

イタリアではサンタの格好の「アレ」が禁止???

今日はまったくの時期外れもいいとこ、っていう内容で大胆に攻めてみたいと思います。
なんで今更サンタ?って感じですが、ここはイタリア、大幅遅延はあたりまえ、スローフードの町から発信ってことでお許し願いたいです。でもこの話、面白いですよ(2行目にして自画自賛・・・)。


今、世界的になぜか「クリスマスの飾り付けを奇抜に!」という傾向になっていますね。日本は家や庭に電飾を張り巡らして「派手な電飾イルミネーション」が流行っていますが、イタリアでは2、3年前から「壁掛けサンタ」が流行っています。サンタが壁をはしごでよじ登っているというオーナメントなのですが、一見は百聞にしかず、下の写真たちをご覧ください。

サンタクロース


「よっこいしょ。プレゼントはいらんかねぇ〜?」



200701babbonatale02.jpg


「どれどれ、ツリーはちゃんと飾ってあるかな?」



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「いらっしゃ〜い」「いい子にしてたかなぁ?」「配達疲れるなぁ」



すごいでしょ。すごいんです。裏道に入るとこんなサンタがぞろぞろといるんだから、夜、小道を曲がるとドキッとすることがあります。でもすぐに慣れるんですが・・・。
最後の写真の左端なんて、まるで本物のサンタ(でも本物のサンタは君の心の中にいるんだよ)。無駄にアップして見てみましょう・・・(ちなみに僕のイタリア人の仲間内ではズームして見ることをズンモロと読んでいます。←ま、どうでもいいですが)


200701babbonatale04.jpg


ドーン!!!



こ、怖いです。グラサンかけたニヒルなサンタさんなんて、そうそういないと思います。きっと森田家か舘家か恭平宅にしか来ないでしょう。中世の町オルヴィエートには不釣り合いな出で立ちです。

で、みなさん写真を見て、何かにお気づきでしょうか?みんななんとなく「臭い」と感じたのではないでしょうか?
そうです彼らはどことなく「うさんくさい」んです。どの辺りがうさんくさいかというと。。。


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・妙にリアリティー
片足上げているところなんか、かなり人体の細部まで再現してますし(さすがダヴィンチの出身国)、両手ではしごを持つためにプレゼントの袋を「リュック型」にしょっているなんていかにも合理的。


200701babbonatale06.jpg
・みんな家の中を覗き込んでいる
そうです、どのサンタも窓近くに設置されていて、はしごをよじ登りながら窓から入ろうとしているのです。4枚目の写真なんかベランダに入ろうとしているではありませんか!本物のサンタさん(みんなの心の中にいますよ、新年の挨拶はすみましたか?)は、窓やベランダからではなく、トナカイの引くソリで空から登場し、煙突から家に入るのです。僕のおばあちゃんが言っていました。


200701babbonatale07.jpg
・袋を2つ持っている輩(ヤカラ)もいる
もうヤカラと呼ばせてもらいますが、最後のサンタさんは袋を2個も持っています。一つは背中に、もう一つは左手に。しかも色違い。怪しいです・・・。



で、ここからが本題。いままでのはほんの前置きです。自分でも長過ぎだと反省しています。
僕のブログを2年以上読み続けて、イタリア通の人はピンと来ているでしょうが、2年前にこのサンタの格好をした泥棒が登場しました。その名も「サンタ泥棒!」・・・そのままです。ま、これだけ町にサンタが溢れ出したら、いくら鈍いドロボーでもピントくるでしょう。「そうだ、ハンズに行ってサンタの衣装を買ってこよう。先行投資だ・・・」と。


イタリアは「唯一泥棒の学校がある国」と言われるほど、スリ、窃盗、強盗、誘拐の多い国です。彼らはこの冬の風物詩に目をつけ、サンタの衣装を着込み、人目につこうがへっちゃらという意識で、大胆な強盗に踏み切ったのです。事件の詳細は分かりませんが、捕まった犯人もいます。壁にへばりついたサンタが「もそもそ」動いていたら、誰でも通報するはずです。だって本物のサンタは心の中にいるのだから・・・。


この一連の窃盗事件は大きく報道され、北のある町では「壁にサンタのぬいぐるみを飾り付けることを禁ずる」という条例もできたのだそうです。(友達情報で、ネットで検索したのですが、確認とれず)


で、さらに後日談。(ほんとに最後ですのでご安心を・・・)
今年は「サンタ泥棒発生」のニュースが目立たなかった変わりに、なんと、この「サンタ人形泥棒」が発生しました。訳が分からなくなってきましたが、このクリスマスの飾りであるサンタの人形が多数窃盗にあったというのです。


ある家族は「私たちのサンタを返して!情報提供者には15万円払います!」という告知も出したほど(彼らのサンタは木製で、おばあちゃんとお孫さんが一生懸命作ったのだとか)。なぜサンタの人形が窃盗のターゲットになったのか?人形自体は決して高いものではないですし、転売なんてほぼ不可能。サンタコレクターの仕業か?それとも誰かがサンタを集めて世界征服でも狙っているのか?謎が深まるばかりですが、答えはとても「イタリアン」な理由です。


サンタの人形がクリスマスの飾り付けとして使われ、窃盗の片棒を担がれたことから、1年ほど前に「壁掛けサンタ解放委員会」という「複数の」団体が作られたのです。ま、彼らのやっていることは窃盗な訳ですが、彼らの言い分がこれまたすごいです。


「サンタは壁にしばりつけ、野ざらしにされるものではない。ましてはしごを登って窓から入るなんて行為はしません。私たちは人間の勝手により、ロープで縛られているかわいそうなサンタたちを無事解放し、彼らの権利である自由を取り戻します。」


サンタ人形の被害にあったある家族には、怪盗ルパン並みの声明文も届いています。「あなたたちの壁掛けサンタは我々が解放した。駅近くの森に行けば自由になったサンタを確認できるだろう。」



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PS. この話はすべて実話ですが、かなりイタリアらしく思います。でもこの「サンタさん装飾熱」まだ数年続きそうです。ハイ。
(彼ははしご無しの、ロッククライマー出身です)

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2006年10月27日

イタリアの携帯電話屋の恐怖!めざせインターネット接続!

イタリアの携帯電話
先週、オルヴィエートに来ている日本人の友達が「パソコンに携帯電話を繋げてインターネットをしたい!」ということで、一緒にネットに適した携帯電話探しを始めました。僕はイタリアで今だ携帯電話接続を試したことがなく、興味津々だったからその「ヘルプの声」に喜んでOK。早速オルヴィエートの携帯ショップへと行ったのです。

場所はオルヴィエートの下の町にある、大きめの電気屋さん。イタリアで携帯電話を使ってパソコンをインターネットに接続するには、そこそこ新しめの機種が必要です。ちなみに僕はケータイ電話をなぜか2機持っていますが、どちらも2年以上前に購入した安物で、画面は今だにモノクロ、カメラもなく、着信音も和音ではないし、当然パソコンとは繋がりません。

今回はパソコンと確実に繋がる機種。さらにはインターネット接続ができることが前提なので、多少価格も上がります。イタリアの携帯電話のインターネット通信にはGPRSとUMTSという2つの通信方式があって、GPRSは低速、UMTSは新しく高速通信が可能。スピードでいうとほぼ10倍の差があるとのこと。

もちろんUMTSが利用可能な携帯電話は料金も高め。イタリアでは普通の携帯電話の最安値がだいたい50〜60ユーロ(8000円前後)。GPRS機能付きは約100ユーロ(約1万5千円)、UMTS機は200ユーロ(約2万円)と日本からみるとかなり高額です。機種によっては8万円するのまであります。


今回は
・インターネット接続が成功するかわからん
・GPRSの体感速度が今イチわからん
・パソコンとの接続ケーブルが手に入りやすい機種

という3点の理由から、NOKIA6021というGPRS機を購入しました。価格は109ユーロ(約15,750円)。この携帯はBlueTooth付きなので、パソコンのUSBに接続するブルートゥース用アンテナも15ユーロ(2250円)で購入。ケーブルよりも安いし便利そうです。その子はイタリアで初めて買ったケータイに大喜び。さっそく僕の家に行って一緒に携帯と格闘しよう!箱から出して充電開始。説明書を開けて読み始めてひと言。

「あのーTsuyoshiさん、この説明書、ドイツ語で書いてあるんですけど・・・」
たしかにどこをどう探しても、イタリア語の記載はないです。全ページドイツ語のみ。携帯で遊ぶところではないです、僕には電源の付け方すらわかりませんでした。。。。

イタリアのケータイ
これは、いかん。これじゃ使い方がさっぱり分からん。ということで、急遽お店に戻ります。
「すみません、このケータイの説明書、ドイツ語なんですが・・・」
店員さんは全く悪びれる様子もなく
「あ、そう?ちょっと待ってて、今イタリア語の説明書出すから」
待たされること20分・・・。
「説明書がなかったから、パソコンから説明書を印刷したから。」
と手渡されたのは、160ページに及ぶケータイの取り扱い説明書のプリント。たった今プリントアウトされた紙束はずっしりと重く、そしてホカホカ。 その子はびっくりしてましたが、イタリア慣れした僕は「そう来たか・・・」ってな感想。


その後、再度帰宅して携帯電話とパソコンと格闘すること40分、その読みにくい説明書を利用することなく、インターネット接続に成功しました。GPRSは思ったほど遅くなく、ポータルサイトが完全に開くまで30秒程度。TIM やボーダフォンの接続コースを上手に利用すれば月額25ユーロ(3750円)で気軽にWEBサーフィンできるでしょう。僕も欲しくなっちゃいました・・・。ハイ。


詳しいインターネット接続の方法は、「イタリアの携帯電話を使ってインターネット接続」に載っています。

フィレンツェで携帯とパソコンを接続してくれる日本人がいるらしいですが、1万円するそうです。ボッタクリですね。

自力でできない場合は僕に相談してください。お力になれると思います。もちろん無償ですよ(^_^)v
posted by Tsuyoshi at 01:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアの面白い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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